国民年金は10年もらえば元が取れる?そんなバカな!

国民年金であれば、65歳から貰い始めたら75歳までの10年間貰えば元が取れるそうです。

知らないとヤバイ!年金の「基本中の基本」

10年間で元が取れるという根拠

10年間となる計算式は結構簡単で、

・平成30年度の国民年金保険料は月額1万6340円、年間では19万6080円。

・平成30年度の65歳から貰える老齢基礎年金は満額で年間77万9300円。

・20歳から60歳までの40年間国民年金保険料を支払った場合、19万6080円×40年=784万3200円。

・毎年77万9300円貰っていくとすると、784万3200円÷77万9300円=10.06

よって、10年とちょっと貰えば元が取れるという計算です。(今後の労働人口減少や経済成長等は計算に含まれていません)

確かに正しい。

この計算が当てはまる人も多い。

でも自分は言いたい。

「自分で運用させてくれよ!!!」

年利4%で20万円を40年積み立てれば1900万円になる

この10年というのは、あくまでも支払った総額をそのまま分割して受け取った場合の話。

でも普段から資産運用してる人だったら、この年間19万6080円という金額、もし支払わなくて良いなら絶対に自分で運用して増やしますよね。

年間の積み立て額を20万円として、年利4%の積み立て年数40年とした場合・・・

40年後には1900万円になってます。

784万3200円の約2.5倍です(笑)

もちろん多少のリスクはありますが、税引き後で年利4%というのは十分可能な数値だと思います。

そう考えると・・・すごく損してる気分になりますよね(笑)

元が取れるのは89歳

じゃあ、もし1900万円だったら元が取れるのは何歳の時なのか。

1900万円÷77万9300円=24.4

ということで、元が取れるのは89歳になってしまいます。

89歳まで生きられるかな~笑

日本の年金は賦課方式

このような計算は年金が「積立方式」なら成り立つ話で、日本のような「賦課方式」を採用している場合にはあまり意味がありません。

単純な積み立て的な機能の他にも、年金には遺族などの弱い人を助ける機能インフレリスクを緩和するような機能もあります。

そういう意味で、保険的な役割を担っているぶん多少の元本割れも仕方ないのかなと思いますし、何年貰えば元が取れるのかという考え方は馴染みません。

それでもやっぱり、普段から資産運用していると、こういう計算・・・してしまいますよね(笑)

おまけ

今回の記事で1900万円という金額の算出に利用したサイトがこちら⇒keisan 生活や実務に役立つ高精度計算サイト

「年利○%で○○万円を○年間積み立てたらいくらになるか」

とか

「年利○%で○年間運用して○○万円にするためには毎月いくら積み立てれば良いか」

などの疑問に対しては、それぞれ計算に使う係数というのが決まってます。

手計算だと大変なのですが、自動で簡単に計算してくれるのがこのサイトです

自分もよく利用しているので、もし色々計算してみたい方は利用してみてはいかかでしょうか。

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