社労士として開業したは良いものの、今後の情報収集はどのようにしていこうか迷う方は多いのではないでしょうか。
社労士は知識を売る仕事。
常に最新情報を入手し、知識をアップデートしていかないと仕事にならなくなってしまいます。
社労士が最新情報を入手できるツールはいくつかありますが、その中でもかなり有名であろう日本法令の社労士情報サイト(SJS)に登録したので、今回記事にしようと思います。
目次
社労士情報サイト(SJS)とは
社労士情報サイト(SJS)とは、社労士業界ではかなり有名な出版社である日本法令が運営する、国内最大規模の開業社労士向け総合Webサービスです。
ホームページのトップに書かれている
『Web Solution for Labor and Social Security Attorney』
略してSJS・・・かと思いきや「J」がない!「J」はどこから来たんだ!!!
そんなわけで、SJSの由来を知っている方、教えてください(笑)
日本法令さんの発刊する雑誌
日本法令さんは数多くの雑誌・書籍を発刊していますが、その中でも有名な雑誌を3つ紹介します。
社労士V
社労士の誰もが社労士受験を経ていることを考えれば、この雑誌が一番有名なのではないでしょうか。
毎月1日頃に発売される、社労士受験生むけの雑誌です。
ビジネスガイド
昭和40年(1965年)に創刊された、労働保険・社会保険および税務等に関する官庁手続、
人事・労務の法律実務に関する記事が中心の雑誌です。
社労士業務に関係する内容がかなり幅広く掲載されており、開業したらまずビジネスガイドを年間購読する方も多いのではないでしょうか。
SR
平成17年(2005年)に創刊された、社会保険労務士や社労士試験合格者、社労士を目指す方を読者対象とした季刊誌(年4回発行)です。
勉強になる内容が盛りだくさんですが、その中で私が一番好きなのは『私の開業体験記』です。
[wpap service=”rakuten-books” type=”detail” id=”4910120510623″ title=”SR (エスアール) 2022年 06月号 [雑誌]”]
社労士情報サイトSJSのサービス内容
そんな社労士情報サイトSJSに私も登録したわけですが、SJSには会員区分が
- ベーシック会員
- プレミアム会員
の2つがあり、私はベーシック会員に登録しました。
私が知る限り、ほとんどの先生がベーシック会員です(笑)
このあとベーシック会員のサービス内容を紹介しますが、ベーシック会員でもまったく困ることはありません。
それくらい、ベーシック会員でも十分満足できるサービス内容となっています。
ベーシック会員のサービス内容
ベーシック会員のサービス内容は以下の通りです。
- 「ビジネスガイド」の定期購読1年分サービス
- 「ビジネスガイド」WEB版の閲覧が可能(バックナンバーも)
- 就業規則や諸規定、労務関連書式のデータベース
- 社労士事務所便り
- 厚生労働省資料集
- 最新WEBミニセミナー
- 労働判例データベース
- 日本法令主催のセミナーや書籍が割引
- 最新情報のメールマガジンを配信
- 社労士PRページに掲載
この中で特に嬉しいサービスが、
① 「ビジネスガイド」の定期購読1年分サービス
④ 社労士事務所便り
⑧ 日本法令主催のセミナーや書籍が割引
この3つです。
①「ビジネスガイド」の定期購読1年分サービス
ベーシック会員になると、毎月ビジネスガイドが郵送されてきます。
幅広い情報が載っているので、毎月送られてくるのを楽しみにしています。
料金については後から触れますが、ベーシック会員は年額30,250円です。
ビジネスガイドの年間定期購読料金が年額12,650円。
どうせビジネスガイドを購読するなら、ベーシック会員に登録してしまおうかな・・・そんなことを考えさせる絶妙な料金設定です(笑)
④社労士事務所便り
私がSJSに登録したのは、この社労士事務所便りが大きいです。
社労士事務所を開業したとき、事務所通信を発行しようと考える方は多いのではないでしょうか。
私もそう考えたのですが、とはいってもゼロから事務所通信を作るのって大変ですよね。
そんな時に役立つのが、SJSが月1回提供してくれる社労士事務所便り。
私はこの社労士事務所便りのひな型を、自分好みに修正して、少し他の内容も付け足して顧問先に渡しています。
⑧日本法令主催のセミナーや書籍が割引
こちらもお金の話になってしまうのですが、ベーシック会員になっていることで、日本法令主催のセミナーや書籍が20%引きになります。
それこそ先ほど紹介した『SR』も安くなりますし、様々な書籍が安くなります。
書籍を頻繁に購入する方は、この割引サービスとビジネスガイドだけで料金のもとが取れるかもしれません。
プレミアム会員のサービス内容
プレミアム会員の場合、ベーシック会員のサービスに加えて以下のサービスが追加されます。
- 「SR」WEB版の閲覧が可能(バックナンバーも)
- 日本法令主催セミナー無料受講(年3日)
- 動画アーカイブ視聴
- 顧問先重要書類受渡保管庫(法令ドライブ)の利用
- セミナー・プレゼンレジュメ配信サービス
この中で興味があるのは
①「SR」WEB版の閲覧が可能(バックナンバーも)
ですが、料金を考えると必要ないかなと考えています。
会員ごとの利用料金
ここまでサービス内容について触れてきましたが、では料金はどうなのでしょうか。
どんなに良いサービスでも、料金が高くてはなかなか手が出せません。
ベーシック会員 | プレミアム会員 |
---|---|
税抜27,500円(税込30,250円)/年
|
税抜76,500円(税込84,150円)/年
|
2022年10月から少し値上がりして、現在はこんな利用料金になってます。
いかがでしょうか。
プレミアム会員になると、それなりに高いですよね(笑)
個人的には、日本法令主催のセミナーに頻繁に参加される方でなければ、プレミアム会員にする必要はないのかなと思います。
まとめ
以上、今回は日本法令の社労士情報サイト(SJS)に登録したので記事にしてみました。
社労士向けの総合Webサービスはいくつかありますが、その中で社労士情報サイト(SJS)は一番安価で、開業直後の方はまず最初に検討するのではないでしょうか。
特にビジネスガイドを読みたいという方は、せっかくなので社労士情報サイト(SJS)に登録してしまうのがオススメです。
仕事していると、日本法令さんの書籍を購入する機会も多いですしね。