このページでは、社労士開業準備中や、開業後の実務において実際に読んだ本、参考になった本を紹介していきます。
ざっくり、
- 社労士開業本
開業にあたって気を付けるべきこと、意識すべきこと等が書かれてる本 - 社労士実務本
社労士の実務において役立つ本 - その他
このような括りで紹介しています。
もし気になる本があれば、ぜひ読んでみてください。
目次
社労士開業本
社会保険労務士とっておきの「顧問契約獲得術」
著者:久保 貴美
発売:2010年2月
タイトルにもある通り、顧問契約を獲得して売上を伸ばすための手段が惜しみなく解説されています。2010年発売ということで今では当たり前となってしまっているような内容(ホームぺージ等)もありますが、多くは今でも非常に参考になる内容です。
デジタル化が進む時代だからこそ、その中でも残っているアナログにどれだけ気持ちを込めて魅力的にできるか。その重要性を感じさせてくれる本です。
社労士実務本
小さな会社の社会保険・労働保険の手続きがぜんぶ自分でできる本
著者:池田 理恵子
発売:2019年6月(2020年12月 第4刷発売)
価格:1,500円+税
「えっ、開業社労士がこんな本読むの?」と思われるかもしれませんが、ええ読みます(笑)もちろん毎度読むわけではありませんが、慣れない手続きの依頼があった時のため、お守り代わりで1冊手元においてあります。
- 入退社があったとき
- 届出内容の変更があったとき
- 出産育児があったとき
というように、どんな状況でどんな手続きが必要になるかが分かりやすく、また添付書類や提出先についてもまとめられています。実際の記入例ががあるのも助かります。
法改正にも割と対応してくれているため、実務未経験開業の方や手続きに不慣れな方は、購入を検討してみても良いのではないでしょうか。
このボリュームでこの価格、かなりコスパ良いと思います。
小さな会社の給与計算・年末調整の手続きがぜんぶ自分でできる本
著者:志戸岡 豊
発売:2020年4月(2020年12月 第2刷発売)
価格:1,400円+税
『小さな会社の社会保険・労働保険の手続きがぜんぶ自分でできる本』のシリーズ本です。
社労士の重要な業務でありながら社労士試験で出題されないものの1つに給与計算があります。この本を読むことで、給与計算の全体像から大まかな流れや手続きについて学ぶことができます。
また年末調整についても、最低限のことは知っておいて損はないでしょう。
こちらもまた、かなりコスパの良い本となっています。お守り代わりで手元に置いておいても良いのではないでしょうか。
その他
社労士事務所のDXマニュアル
著者:林 雄次
発売:2022年3月
価格:2,200円+税
社会保険労務士や行政書士、中小企業診断士など数多くの資格を持つ林先生の、DXに関する本です。
単純なツールの紹介ではなく、中小企業診断士の試験にも出てくるようなフレームワークを用いて業務の洗い出しを行い、そこからDXを進める流れを紹介されています。
DXによる根本的な業務改善に興味のある方、林先生が実際にどのような事務所運営をされているのか知りたい方にお勧めの本です。
実際に私も、本に書かれている内容を参考にパソコンやWebカメラを購入しました!