社労士としての登録が完了すると、一人一人に登録番号が割り振られます。
そして、社労士登録後に行ういくつかの作業には登録番号が必要となります。
しかし驚くことに、登録したからといってすぐに登録番号が分かるわけではないのです。
登録は完了しているはずなのに、登録番号が分からないというだけで準備が進められない。なかなか不毛な時間です(笑)
登録が終わってるなら早く教えてくれって話なのですが・・・
今回その辺りのことについて書いてみようと思います。
目次
登録番号が分からないと出来ないこと
登録番号が分からないことで進めらずに困っているのが、主に以下の3つです。
- 会員専用ページへのログイン
- 電子証明書の取得
- GビズID取得
それぞれ簡単に触れていきます。
会員専用ページへのログイン
登録番号が分からないと出来ないこととして、一番大きいのが社労士会連合会の会員専用ページへのログインです。
会員専用ページには契約書のひな型などがあるので、開業して顧問契約などを結ぶためにも早くログインしたいところですよね。
もちろん一般的な契約書でも良いのですが、できれば連合会のものを一度は確認しておきたいところです。
電子証明書の取得
社労士としての電子証明書を取得するためには、会員専用ページ経由でセコムから取得する必要があります。
そのため、登録番号が分かるまでは社労士としての電子証明書を取得することが出来ないのです。
連合会の事務手続き
後述するのですが、登録番号が早い時期から分かることもあります。
しかし、それでも会員専用ページにはログインすることが出来ません。
というのも、連合会側の事務手続きが完了していないからです。
会員専用ページにログインできるユーザーのアカウント登録みたいな作業があるのでしょうか。
私も8月1日に社労士登録が完了し、登録番号も分かっているのですが、8月4日現在、まだログインできません。
→私の場合は8月5日にログイン出来るようになりました。
「連合会に電話したら意外と融通利くよ」
と教えてくれた先輩社労士もいたので、もし急いでる場合は連合会に電話してみても良いかもしれません。
ちなみに、ログインに必要なパスワードは、登録すると自動で届く『月刊社労士』に記載されています。
GビズID取得
先日の記事でも書きましたが、GビズIDの申請にも登録番号が必要です。
社労士登録番号はいつ分かるのか
さて、では肝心の登録番号はいつ分かるのでしょうか。
社労士登録が済むと、だいたい3週間くらいで社会保険労務士証票が送られてきます。
社会保険労務士証票に登録番号の記載があるので、それを見て確認します。
登録番号が事前に分かることもある
これは完全に県会や支部会によるのですが、事前に登録番号を教えてくれるところもあります。
私のところでは、支部会の会員ページのログインIDが登録番号になっていました。
そのログインIDが7月末には教えてもらえたので、結果的に登録前から登録番号が分かってしまいました(笑)
登録番号8桁の意味
登録番号は8桁になりますが、数字には意味があります。
頭2桁は都道府県番号です。
11:埼玉県
12:千葉県
13:東京都
14:神奈川県
こんな感じで、よく使うやつですね。
次の2桁は登録年になります。
20〇〇年とか19〇〇年のところ。
私は2021年に千葉県で登録したので、1221で登録番号が始まります。
最後の4桁は、その都道府県での通し番号です。
そんなわけで私の登録番号は「122100〇〇」です(笑)
登録前後で色んな書類が届きますが、もしかしたらその中に、それっぽい番号があるかもしれませんね(笑)
まとめ
以上、今回は社労士登録番号が分からないと進められないことについて書きました。
登録さえ完了すれば、すぐに色々進められると思っている方が多いと思います。
しかし、意外と進まないもんです(笑)
他にも社労士賠償責任保険なんかも登録番号が分からないと契約できないですよね。
登録番号がなくても進められることはあるので、焦らず他のことを進めていきましょう。