開業準備と開業後

社労士の電子証明書を取得しました

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登録後にやることリストにあった

⑬電子証明書取得

時間がかかると聞いていましたが、ようやく取得できましたので記事にしていこうと思います。

だいたい1ヶ月かかりましたね。

電子証明書は何に使う?

最近では割と耳にする機会も増えた電子証明書

私が社労士になる前、薬剤師だった頃からときどき使っていましたが、それが何なのかよく分からないまま使っていました。

では電子証明書とはいったい何なのでしょうか。

電子証明書とは、

  • そのデータの作成者が誰なのか
  • 送信されたデータが改ざんされていないこと

この2点を確認するための、オンラインの本人確認です。

インターネットを利用したデータのやりとりにおいて、免許証やパスポートのような本人確認の役割を果たすもの電子証明書であり、データの真正性を保証するために必要なもの電子署名となります。

社労士としての電子証明書

社労士であれば、頻繫に電子申請をすることになりますよね。

そのときに必要となるのが電子署名。紙の申請書類に社労士が署名する代わりです。

そしてその電子署名のために必要な本人確認が電子証明書となります。

そのため、社労士の場合は単純な本人確認のための電子証明書ではなく、社労士であることも証明してくれる電子証明書を取得する必要があります。

普通の電子申請と、社労士としての電子申請では意味合いが大きく変わってくることは分かると思います。

なので、社労士登録が完了してからでないと社労士としての電子証明書が取得できないわけです。

社労士登録番号が分からないと色々進まない話社労士としての登録が完了すると、一人一人に登録番号が割り振られます。 そして、社労士登録後に行ういくつかの作業には登録番号が必要と...

電子証明書の取得方法

一般的な電子証明書は取得方法が色々あります。

しかし社労士としての電子証明書を取得するためには、セコムトラストシステムズ株式会社セコムパスポート for G-IDで取得する必要があります。

月刊社労士にも毎月掲載されています。

>>セコムパスポート for G-ID

社労士登録から電子証明書取得まで1か月くらいかかってしまいましたが、工程としてはそこまで多くありません。

  1. 仮申込をする
  2. 利用申込書が送られてくる
  3. 電子証明書が発行される

だいたいこの3工程です。

①仮申込をする

まずは仮申込をします。

セコムのホームページ経由でも良いのですが、結局は連合会の会員専用ページから申し込むことになるので、直接連合会のHPでも大丈夫です。

>>全国社会保険労務士会連合会

ここで会員専用ページのログインに登録番号が必要となるので、登録後にしか社労士としての電子証明書は取得できません。

まあ社労士としての電子証明書なので、登録前から取得できたらマズいのですが(笑)

仮申込では、

  • 登録番号
  • 氏名
  • 住所

などを会員専用ページ上で仮申込フォームに入力します。

そうすると、申込情報と社労士名簿情報を照合してくれます。

照合に問題がなければ本申込への流れとなります。

②利用申込書が送られてくる

本申込ですが、仮申込から2週間くらいでセコムから利用申込書が送られてきます。

この2週間というのが、人によって結構差があるみたいです。

社労士名簿情報との照合に時間がかかるのか、月1回などタイミングがあるのか。

どちらにしろ、申し込んだことを忘れるくらいには時間がかかります(笑)

利用申込書には仮申込フォームで入力した内容が記載されているので実印を押します。そして手数料を振り込み、

  1. 実印を押した利用申込書
  2. 印鑑登録証明書
  3. 手数料振込控えのコピー

この3個を改めてセコムに郵送します。

印鑑登録をしました開業前後にやることリストには挙げていなかったのですが、電子証明書やGビズIDを作るときには印鑑証明が必要になります。 そして印鑑証...

電子証明書の手数料

電子証明書の手数料ですが、5年で16,060円(税込)です。

1年あたり約3,200円と考えれば安いですが、色々とお金のかかる開業のタイミングで5年分まとめて支払わないといけないのが辛いですよね・・・

③電子証明書が発行される

利用申込書を郵送してから2週間くらいで電子証明書が発行されます。

この電子証明書の取得するのに、また一手間かかります。

  1. 電子証明書ダウンロード案内の書類が、セコムトラストシステムズより本人限定受取郵便(基本型)で郵送されます。本人限定受取郵便(基本型)は郵便を自宅で受け取れるわけではなく、郵便局に貰いに行く必要があります。
  2. 自宅に最寄りの郵便局から通知書が届きます。
  3. 通知書、本人確認書類を持参し、郵便局の窓口で書類を受け取ります。
  4. 書類の中に「識別番号・PINコード」が入ってるので、連合会ホームページにある電子証明書ダウンロードツールを使い、電子証明書をダウンロードして完了です。

なんか2度手間な感じがありますが、まあ半日もかからず終わります。

自分は書類の保管されている郵便局が遠かったので面倒くさかったですが(笑)

まとめ

以上、今回は電子証明書を取得しましたよってお話でした。

社労士登録してからちょうど1ヶ月。

ようやく取得することが出来ました(笑)

登録番号が分かったらまずは電子証明書を申し込むべき、というのは間違いないですね。

登録前
①利用者識別番号の取得
②名刺作成
③事務所案内・料金表作成
④HP作成
⑤PC購入
⑥会計システム導入
⑦印鑑作成
⑧クラウドストレージ導入
⑨ぱーそなるたのめーるorロハコ登録
⑩契約書等書類作成
⑪仕事用携帯の契約
⑫メールアドレスの取得

登録後
⑬電子証明書取得
⑭税務署への開業届・青色申告届の提出
⑮第17条付記の書類提出
⑯銀行口座開設
⑰GビズID取得
⑱報酬口座振替システム導入
⑲社労士協同組合で印鑑購入
⑳社労士賠償責任保険の加入
㉑社労士システム導入(オフィスステーションpro)

あと少しで全部消える~

全部消えたら、改めて1つの記事にでもまとめたいですね!