ここ数年、耳にする機会の増えた「健康経営®」。
薬局やドラッグストアでも健康経営優良法人として認定される会社が増えています。
そこで今回、健康経営アドバイザーに認定されたので記事にしようと思います。
ぶっちゃけ3時間もあれば認定を受けられるので、興味ある方はぜひ読んでみてください。
※「健康経営」はNPO法人「健康経営研究会」の登録商標です。
目次
健康経営とは
そもそも「健康経営」とは、健康経営研究会によると
「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても大きな成果が期待できる」との基盤に立ち、健康を経営的視点から考えて戦略的に実践すること
とされています。
少子化により生産年齢人口が急減している日本。
健康経営を行い、従業員により健康的に、より生産的に働いてもらうことは、企業だけでなく日本社会において価値のある取り組みといえます。
健康経営優良法人とは
そういった目的から、経済産業省では健康経営に係る顕彰制度として、平成26年度から「健康経営銘柄」の選定をはじめ、平成28年度には「健康経営優良法人認定制度」を創設しました。
優良な健康経営に取り組む法人を見える化することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業」として社会的に評価を受けることができる環境を整備しています。
健康経営アドバイザーとは
健康経営アドバイザーは、東京商工会議所が経済産業省からの委託を受けて2016年にスタートした認定制度です。
東京商工会議所の研修プログラムを受講し、効果測定に合格することで認定を得ることができ、これまでに延べ3万人以上が受講しています。
健康経営アドバイザーの認定を受けることで、「健康経営アドバイザー」の肩書を名刺等に記載することができるようになります。
健康経営アドバイザーの認定を受ける方法
健康経営アドバイザーには、
- 研修プログラムの受講
- 効果測定の受験
の2段階を経て認定されます。
①研修プログラムの受講
まず東京商工会議所の健康経営アドバイザーのページからアカウントを作成し、受講料8,800円を支払います。
この受講料8,800円には、テキスト代と効果測定の受験料も含まれています。
その後、マイページから講義動画を視聴します。
受講料を支払うとテキストも送られてきますが、テキストがなくても講義動画の視聴は可能です。
講義動画は約110分となっています。
②効果測定の受験
講義動画の視聴完了後は効果測定の受験が可能となります。
効果測定は4肢択一式で10問。
7割以上正答の場合に健康経営アドバイザーとして認定を受けられますが、
- テキストを見ながらの受験が可能(実際に認められている)
- 何回でも受験が可能
ということで、実質だれでも合格が可能です。
健康経営アドバイザーの認定期間
健康経営アドバイザーの認定期間は2年間となっており、2年ごとに更新する必要があります。
更新には同じく研修の受講と効果測定の受験が必要となるため、2年ごとに8,800円が発生することとなります。
まとめ
以上、今回は健康経営アドバイザーに認定されたので簡単にまとめてみました。
3時間もかからずに認定を受けられため「意味あるの?」と思う方も多いかもしれません。
しかし認定を受けるかどうかは置いておき、「健康経営」について学ぶ良い機会なのかなと思います。
また全くの余談なのですが、東京商工会議所に健康経営アドバイザー研修プログラムの費用を支払った途端に、『DR.健康経営』から営業の電話がかかってきました。
これって偶然なんですかね。
まあ良いんですけど(笑)